金曜日、夕方五時ごろ、バナミンを静注。土曜日、１１時過ぎに再び静注したとのこと。そのあと、午後一時半過ぎに到着した時は、前ガキはしていませんでしたが、排泄が出ていない、と。
いつもは私が到着して声をかけてもボーッとして無視するのに、この時は、私の声を聞いて、すぐに反応し、「待ってたよ」というような表情をしました。珍しいね、待っていてくれたのかー、と声をかけると「なんとかして」と言っていると感じました。
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まずはリンゴなどおやつを出して、食欲を確認。ゆっくりではありますが、しっかり食べていました。食欲はある。痛み止めが効いているのでしょう。
まずは馬着を脱がせて、トントンマッサージをしながら聴診器で腹の中の音を聞きます。元気な時は、チャッポンチャッポンという水分の音も聞こえるのですが、非常に音が弱い。
手袋にヒマシ油（キャスターオイル）を塗って、肛門の中に入れようとしましたが、抵抗が激しく、手首まで入れることができませんでした。
そこで2015年に作った浣腸器を使いました。ぬるま湯＆油を入れながら、チューブに便がつくか確認したかったのですが、チュープには便がつきませんでした。
「近くまで来ていないのか。。。ではどこで詰まっているのか？」
トントンしている間に、大きなオナラが3回ぐらい出たかな？
少し楽になったようです。
外に出して引き馬をして、繋ぎ場へ。
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もう一度、肛門の中に手を入れます。この時、プーさん、少し態度が変わり、スムーズに中に入れることができました。手袋が小さかったので、手首まで入れて３粒をつかみだすことができました。
カチカチに固くて、小さな粒です。明らかに水分不足。
プーさんを繋いだ状態で、スピくんの調馬策運動をした後、牧場から肩まで届く長い手袋をいただき、再度、プーさんの肛門の中を確認。
何回かに分けて少し取り出すことができましたが、どれもこれもカチカチです。
ただ、プーさんが抵抗せず、協力してくれたことから、楽になったと確信できましたので、「夜までには排泄できると思う」と牧場に伝えました。
原因は、水分不足とガス。オナラが連続して出たあと、協力的になったことから、「とってくれたら楽になる」と思い出してくれたのだと思います。
夕方、牧場が、ガス対策の薬を食べさせました。
徐々にではありますが、腹の音がはっきりしてきました。
今夜は大丈夫だ、と確信して牧場を後にしました。
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宿に着き、お夕飯は、弁当とコンビニのサラダ、コロッケ。
夕食も朝食も宿の食事提供時刻に合わせられないことが多いためもっぱら素泊まりです。
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日曜日は五時半の朝飼いがスタートしたのを確認して、牧場へ。
前夜、八時頃、一度排泄があったとの説明があり、馬房を見ると、３箇所に落ちていました。
夜に出たと思われるものが、小さく、カチカチの粒の塊。少量。
もう一つやや硬めのボロの塊が、中量。
大きく柔らかめのボロの塊が、大量。
夜は絶食させられていたので、「食べるものがないよー」と寂しそう。
ヘイキューブとペレットを少量、お湯で溶かすと、夢中で食べていました。
そこにルーサンヘイをもらって、夢中で食べ始めました。
トントンマッサージ、聴診器。前日よりは動き始めた印象。
安心して、宿に戻り、朝食を済ませ、８時15分に牧場へ。
スピくんはウォーキングマシンで回っていました。
マシンから出て、プーさんが合流し、馬場へ。途中、プーさんは立ち止まってしまい、歩くのを拒否。スピを馬場に入れた後、プーさんの元へ戻り、2人びきで移動。
晴れました。
前日、踏ん張っていたから、よほどお疲れか、ばったり寝込んでしまいました。
起きて、と声をかけると一瞬反応しますが。。。
また寝てしまいます。
プーちゃんの鼻先を撫でながら、しばらく想いで話をしていました。
スタッフが「生きてますかー？」と声をかけます。
スピに、「プーちゃんを励まして！」と声をかけました。
「ん？どしたの？」
「起きて欲しいみたいだよ。」
それでも起きてくれなかったので、場長と二人掛かりで起しました。
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放牧後は、手入れタイムです。
散髪とバリカンがけをしました。
ケイクンができやすい、繋ぎの裏の部分の毛を刈り取りました。
毛深いと、ケイクンの発見が遅れ長患いになります。
終わって馬房に戻ってからも排泄ができました。
冬毛が伸びているので、ブラッシングによって、冬毛をとると同時にお腹に刺激を与えることができます。
蹄については、二頭とも、前蹄のみ、やすりがけをしてフレア防止しました。
馬房に戻って排泄もできたので、安心して帰宅の途に着きました。
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余談
高速道路走行中に、必ず一度は休憩をとります。
往路では、武田信玄餅モナカアイス
